2012年6月11日月曜日

アヌシー国際アニメーションフェスティバル


アヌシー国際アニメーションフェスティバルに行ってまいりました。

http://www.annecy.org/home


アニメーションのフェスティバルとしては世界最大規模のイベントで、

街のあちこちにある会場や映画館、野外プロジェクターで

長編や短編、学生の作品が上映されていました。



アヌシーは、スイス寄りのフランスに位置しています。

きれいな大きな湖があって、人があたたかくて、運河の流れる街並みがとても綺麗な場所でした。


海外での旅行は初めてで、パリ賞の織衣せんぱいと行ってきたのですが、

アクシデントと出会いの連続。想い出深い旅行となりました。





  ミラノのGaribaldi駅からChambery駅で乗り換えます。
 電車で5時間。でも電車の中には日本と同じで機内販売もあって
 居心地がよかったです。
 

野外スクリーン。毎晩、深夜12時くらいまで上映してました。 

  客席から紙ヒコーキを投げる習慣あり。
 壇上まで届くと、「ヒュー」って言ってもらえます。
 わたしの作ったヒコーキは、全く飛びませんでした…。

  湖。水が透明で、底が見えます。
  白鳥やあひるもいました。
  写真中央には、寝転がってるカップル。

運河周辺の風景。



以前から映像作品には苦手意識を感じていて・・・

小編作品などは抽象的なテーマが多くて理解できない作品が多いのですが、

分からないからこそ惹かれて、

また、自分の好き・嫌いの感覚が研ぎ澄まされていく感覚がありました。


印象的だったことは、人が笑う場面。

会場は世界各国の人々でいっぱいだったのですが、

「なんでここで笑うの?」といった具合で、共感ができず、

それがとにかく印象的でした。



とあるゲームクリエイターの方が

「ほんとうによいゲームを作りたいのならば、

それ以外の素晴らしいものを浴びるように見ないといけない」

と話されていたのですが、

これはゲームだけでなくて、ボタンにも言えることだと思っています。

自分の世界を定め過ぎずに、柔軟にいろいろなものをもっともっと見たいと思いました。

そして、将来、映像×ボタンとか、インスタレーション×ボタンとか、

コラボレーションして、その世界観をボタンに落としこんでプロダクト化させる

活動をしたいと改めて感じました。

























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