ミラノでは、主に月末の日曜日にいろいろな場所で蚤の市が開かれています。
いつもお世話になっている女子美イタリア支部の奈津子さんの旦那さまは蚤の市好き。ということで、車で連れて行って頂きました。
奈津子さんと、旦那さんであり舞台装置家のAntonioさん、とても素敵なお二人で、ご自宅に招待して頂いたり、一緒にお食事したり、いろいろな場面で支えて頂いています。
感謝してもしきれない、自分が出世したら絶対恩返ししたいと思うお二人です。(その為にも頑張らないとね…。)
さて、蚤の市ですが、目のやり場に困るほど商品と店舗で溢れています。
行くたびにソワソワしてしまう私ですが、先日、奈津子さんからこんなお言葉を頂きました。
「本当に縁があるものは、ものが自分を呼んでくれる」
だから、焦る必要はないそうです。あぁそうか、と純粋にそう思いました。
思えば、ものに限らず、人も仕事もなんでも、そうだと思ったのです。
最近読んだ本の引用です。
人はみんな、道はたくさんあって、自分で選ぶことができると思っている。
選ぶ瞬間を夢見ている、と言った方が近いのかもしれない。
決して運命論的な意味ではなくて、道はいつも決まっている。
毎日の呼吸が、まなざしが、くりかえす日々が自然と決めてしまうのだ。
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